ある檸檬のお話

思いの丈を綴ります。

正しさとは

 

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はじめまして、檸檬です。

ある友人をきっかけに書き物を始めました。

今日はその友人のお話をしたいと思います。

長くなりますが目を通してくださると幸いです。

 

ブログを開始するきっかけを与えてくれたのはうつ病を患っている友人でした。

大学で親しくなり、教職を共に志した友人です。彼女は正義感が強く、正論を愛し、友人と家族を愛し、白黒つけられない状況をとても嫌いました。

とても彼女が輝いて見えた一方で、不憫に思ったことも強く印象に残っています。なぜならこの世は必ずしも正しいことを正しいと評価され、自分の思う正義や正しさを貫けるわけではないからです。

まさしく正論であり、100点を貰えるはずの言葉や想いにも、100点がもらえないことが多いです。私の知る限り、模範や答案通り正しく評価されるものは学校の定期テストTOEICくらいです。

正論は通るべきものです。正しいものです。しかし、人々が奥底で抱いている正論より、正論ではなくとも、社会が正しいと強く主張するものが正しいと評価されます。

そのような世に身を置くうちに、正しく評価されないことに対し一種の諦めを抱きます。

しかし彼女はどこまでも真っ直ぐであろうとしました。その想いの強さは心を病んでしまった原因の一つだと私は考えています。しかし悲しいことに私はそんな彼女を愛しています。友人として誇らしく思っています。

叶うのなら彼女が正当に評価される環境に身を置き、出会ったあの頃と同じ輝きを放てますように。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

皆様の明日が素晴らしいものになりますように、